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IR(赤外線)透過無機ブラック分散液(開発品)とは?特徴、種類、活用用途をご紹介

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以前近赤外透過ブラック分散液(開発品)をご紹介いたしましたが、今回は赤外線を透過しながら別のコンセプトを持つ無機系フィラーの分散液ご紹介いたします。
この記事では、赤外線透過無機ブラック分散液(開発品)の特徴や種類、今後期待される活用用途について紹介します。

IR(赤外線)透過無機ブラック分散液(開発品)とは?

近赤外線は赤色の可視光線に近い波長を持つヒトの目では見ることができない光(電磁波)です。暗視用などに使われる赤外線カメラやスマートデバイスなどについている赤外線通信、TVやエアコンなどの家電用のリモコンなどセンシング技術に応用されています。
今回トクシキは可視光は遮断し、近赤外~中間赤外領域の(波長780nm~2500nm程度)電磁波は透過させる「赤外線透過無機ブラック分散液」を開発いたしました。この分散液のベースフィラーは無機化合物なので、有機系の顔料に比べて耐候性が優れます。自動車や屋外のセンシング機器などさらに用途が広がることが期待できます。

赤外線透過無機ブラック分散液(開発品)

可視光の波長領域は380nm~780nmで、780nmより長波長側を赤外線(の領域)と呼びます。
近赤外透過無機分散液を分光光度計で測定したグラフをご覧いただくとわかるように、可視光領域の600~750nm付近から透過率曲線が立ちあがり、1500nmで透過率80%に達し、さらに長波長側で透過率が増加していることがわかります。
近赤外~中間赤外領域の赤外線は可視光に比べて透過率が高く直進性に優れるため、視界が悪い夜間や濃霧等の状況でも通常のカメラでとらえられない情報をとらえるためのセンサー用光源としての利用が期待できます。これにより現在の例えば運転サポート用カメラや自動運転用の光学的なカメラによる誤認を減らす手段となりえます。
トクシキでは以前から「未来のくるま」というコンセプトで、電気自動車や自動運転技術などに展開できる部材について調査研究しておりました。今回ご紹介する赤外透過無機ブラック分散液も自動運転等に関連するセンシング技術への応用展開がされることを期待しております。
まとめますと、今回開発したIR(赤外線)透過無機ブラック分散液は黒色のため可視光をよく遮蔽する点、近赤外~中間赤外領域の光を透過する点を優れた特長としてあわせ持ちます。

IR(赤外線)透過無機ブラック分散液の活用用途とラインナップ

活用用途:

光学材料系コート剤・赤外線センサーなど

ラインナップ:

製品名 顔料種 顔料分(%) 溶剤組成 平均粒径(nm)
IRBK-0007 無機酸化物 20 Propyleneglycol monomethylether 200~400


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IR(赤外線)透過無機ブラック分散液(開発品)ご紹介ページ



まとめ


  • トクシキでは可視光は遮断し、近赤外~中間赤外領域の(波長780nm~2500nm程度)電磁波は透過させる「赤外線透過無機ブラック分散液」を開発いたしました。
  • IR(赤外線)透過無機ブラック分散液は黒色のため可視光をよく遮蔽する点、近赤外~中間赤外領域の光を透過する点を優れた特長としてあわせ持ちます。
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